バイオレットリーフ[ばいおれっとりーふ]

バイオレットリーフの概要

バイオレットリーフはスミレ科に分類されていて、花は紫色及び青色となっています。心臓形をした葉は濃い緑色をしていて、花は食用にも利用されています。利用部位はスミレ或いはニオイスミレの葉部で、溶剤を用いて精油が抽出されています。これをアブソリュートと言います。現在、エジプトやアメリカ、フランスやイタリア、中国といった国々がバイオレットリーフの生産国となっています。スミレは日本でも広く知られている植物の一つですが、精油としては日本産のものはあまり利用されていません。多くが、フランス産やエジプト産となっています。バイオレットリーフの良く知られる作用では、不眠症の改善や、精神状態を落ち着かせる働き、惚れ薬的作用といったものがあります。また、二日酔いやそれに伴う頭痛を緩和する働きや、アレルギー反応を軽減する働きもあるとされています。更に、炎症から引き起こされる痒みに対しても有効とされています。バイオレットリーフに含有される成分では、スミレ葉アルデヒドやスミレ葉アルコール、バルモン、オイゲノール、ベンジルアルコールといったものが知られています。

ばいおれっとりーふ/アロマで期待される効能・効果

ばいおれっとりーふのエッセンシャルオイル(精油)としては、利尿・抗菌・鎮静・抗炎症作用など。尚、強い芳香性を有しているため、濃度を薄くして用いられています。