アボカドの概要
アボカドは深みのある少し強い芳香性を持ち、原料となるのはアボカドの木になります。通常、化粧品などに素材として利用されることが多く、用途は美容関係となっています。現在、主産国は、南アメリカやイスラエル、スペインとなっていますが、もともとアボカドの木はスペイン人によって見つけられたとされていて、これが始まりとなって十五世紀頃にヨーロッパへ導入されたと言われています。栄養面では、ビタミン類をはじめ、レシチンやオレイン酸などの成分を多く含み栄養価があることが特徴となっています。実の部分からアボカドの精油が抽出されますが、精油と共に食用としても利用されています。あぼかどオイルとしては、芳香性が強い上に、あまり滑らかなものとは言えません。粘着性も強くなっていますが、高い浸透力などが評価されていることから、あぼかどオイルのみの使用も見られます。その浸透力は、特に角質層へ作用するため、表皮に塗布すると柔軟性のある肌を実現させ、見た目も若々しくすると言われています。尚、市場へは、漂白された緑色の薄いあぼかどオイルが流通しており、こういった製品はアロマテラピーには適さないとされています。また、あぼかどオイルは、ベースオイルになります。
あぼかど/アロマで期待される効能・効果
エッセンシャルオイル(精油)としては、乾燥肌や老化に伴う肌の衰えなどに対して、その改善目的で利用されています。