キャロットシードの概要
キャロットシードはセリ科に分類されていて、フランスやドイツなどが主産国となっています。利用部位は種子で蒸留にて精油が抽出されています。キャロットシードは精神的なストレスや疲れなどを解消し、それと共に肝機能を亢進させる働きがあるとされています。また、組織細胞の成長を促進し、保護するとも言われているため、美容目的で使われるケースが多いとされます。これは、肌のトラブルであるシミやシワに有効とされているからです。血行を促進させ、弾力性を失った肌に張りと潤いを与えるとされます。もともと人参は薬用として世界各地で利用されてきた経緯があり、その経験から肝臓などへ作用するものとされて、栽培も広く行われるようになったと言われています。尚、キャロットシードとキャロットシードオイルは別のもので、植物油にきゃろっとしーどを浸し、その有効成分を含ませたオイルのことをきゃろっとしーどオイルと言い、ベースオイルの一つとなります。また、こういった方法を浸出油或いはインフューズドオイルと呼んでいます。含有される成分では、α-ピネン、β-ピネン、カロトール、テルピネンといったものがあります。
きゃろっとしーど/アロマで期待される効能・効果
エッセンシャルオイル(精油)としては、強壮・肝臓機能亢進・抗炎症・女性ホルモン様・抗菌・抗貧血作用など。尚、きゃろっとしーどの原料はワイルドキャロットと呼ばれるもので、野菜として栽培されている人参とは違うものになります。