パルマローザ[ぱるまろーざ]

パルマローザの概要

パルマローザはイネ科に分類されていて、原産地をインドとしています。精油用としての収穫は野生種の開花直前に行い、これを蒸留して精油が抽出されています。現在、インドやマダガスカルなどが生産地となっています。パルマローザはハーブの一種で、その芳香はローズなどのそれに良く似ていると言われています。甘い香りを有し、精油名ではロシャ油やインディアンゼラニウム油などと呼ばれることもあります。ローズの代用として利用されることもあり、アメリカやヨーロッパをはじめ、日本においても香水や化粧品、そして石鹸といったものにパルマローザの成分が添加されています。パルマローザの良く知られる作用では、バランスの乱れた情緒を安定させ、気分を向上させる働きや、解熱及び食欲増進の働きといったものがあります。また、感染症の予防にも有効とされていて、更に老化現象に伴って発生する肌の衰えやシワといったものにも作用すると言われています。皮脂と水分のバランスを調整し、その分泌を安定させると言われています。ぱるまろーざに含有される成分では、β-カリオフィレンやリナロール、ゲラニオール、酢酸ゲラニルといったものが知られています。

ぱるまろーざ/アロマで期待される効能・効果

ぱるまろーざのエッセンシャルオイル(精油)としては、抗ウイルス・抗菌・収斂・細胞の再生促進作用など。尚、妊婦の方はその利用を控えます。