ベチバー[べちばー]

ベチバーの概要

ベチバーはイネ科に分類されていて、原産地をジャワ及びインドなどの東南アジア諸国としています。肥沃な土壌で、日差しが良く当たり、風がよく通る地域に生息しています。利用部位は、ベチバーの根部で、蒸留にて精油が抽出されています。別名では、「クスクス」、「ベチベルソウ」とも呼ばれていて、現地では古くから虫除けなどに利用していたとされます。一般に、ベチバーは緊張した精神状態を解消し、リラックスさせる働きや、過度のストレスによる混乱から平常心を回復させる働きなどがあると言われています。また、疲れた体を癒し、筋肉痛を緩和する作用もあると言われています。更に、虫刺されなどによる様々な症状も軽減すると言われています。ベチバーに含有される成分では、ベチベロンなどのケトン系、ベチベンといったセスキテルペン炭化水素系、そして、ベチベロールなどのセスキテルペンアルコール系のものが知られています。尚、べちばーは、ストレスに対しての作用が、高い評価を受けています。

べちばー/アロマで期待される効能・効果

べちばーのエッセンシャルオイル(精油)としては、抗炎症・惚れ薬的・鎮静・抗菌・消化促進・強壮作用など。また、乱れた神経をコントロールする働きなどもあるとされています。尚、妊婦の方の利用は、控えた方がよいと言われています。