ローズマリー[ろーずまりー]

ローズマリーの概要

ローズマリーはシソ科に属していて、原産地を地中海沿岸地方としています。使用の歴史はかなり古いものとなっていて、美容のハーブとしても代表的です。ハーブティーでは、頭痛や眠気を取り去り、消化も良くすると言われています。ローズマリーのエッセンシャルオイルでも記憶力が亢進され、集中力も高まるとされています。利用部位は、全草で、蒸留法にて精油が抽出されています。現在、モロッコやフランス、チュニジア、スペイン、ポルトガルといった国々がローズマリーの生産地で知られています。古代エジプト時代の墳墓からは、ローズマリーが発見されていて、悪霊払いなどに用いられていたとされます。一般に、ろーずまりーは脳を活性化させ、意識をハッキリさせる働きがあると言われています。また、偏頭痛などにも有用に作用すると言われていて、更に、毛髪の生育にも影響を与えるとされます。その他、浮腫みやたるみの現れた皮膚を正常に戻す働きや、眩暈などの症状を緩和する作用などがあるとされます。ろーずまりーに含有される成分では、ボルネオールやカンファー、α-ピネン、β-ピネン、β-カリオフィレン、リモネン、カンフェンといったものが知られています。

ろーずまりー/アロマで期待される効能・効果

エッセンシャルオイル(精油)としては、抗鬱・消化促進・鎮痙攣・通経・利尿・強肝・鎮痛・発汗・収斂作用など。また、リウマチなどにも有用とされています。尚、妊娠中の方は、その利用を控えた方が良いとされています。