シナモンリーフ[しなもんりーふ]

シナモンリーフの概要

シナモンリーフはクスノキ科に分類されていて、原産地をインドネシアとしています。またスリランカへは十八世紀頃に導入されたと言われていて、その頃から栽培化されだしました。現在、主な生産国はインドネシアをはじめマダカスカルや東インドとされています。利用部位は、シナモンリーフの葉で、蒸留にて精油が抽出されています。シナモンリーフの花は周年開花していて、芳香は、ニッキの香りなっており、赤みを帯びた樹木の樹皮は非常に厚くなっています。また、内側に向かって巻き込んでいる樹皮を有します。シナモンは、昔からスパイスとして用いられてきた経緯があり、数千年遡ったその昔は、エジプトや中国といった国々の交易品として重要な位置を占めていたと言われています。シナモンリーフの主な作用は、精神に活力を与え、延いては消化を促進し、風邪などの症状を緩和するとされる点があげられます。しなもんりーふに含有される成分では、シンナミックアルデヒド、α-ピネン、β-ピネン、リナロール、βカリオフィレン、オイゲノールといったものがあります。

しなもんりーふ/アロマで期待される効能・効果

しなもんりーふのエッセンシャルオイル(精油)としては、駆風・駆虫・惚れ薬的・止血・収斂・鎮痙・強心・健胃・抗菌・通経作用など。また、麻酔や歯の痛みの軽減、腐敗の防止といった働きも指摘されています。尚、皮膚へ与える刺激が強いため、その使用量に注意が必要とされています。また、妊婦の方や授乳中の方などは、その使用を控えるべきとされています。