レモンバーベナ[れもんばーべな]

レモンバーベナの概要

レモンバーベナはクマツヅラ科に属しており、その葉は食用としても利用されています。別名では、コウスイボクやボウシュウボクなどと言われており、落葉低木となります。利用部位は、レモンバーベナの葉部で、蒸留法にて精油が抽出されています。現在、スペインやアルジェリアなどが主な生産地として知られています。レモンに良く似た芳香性を有し、乾燥させた葉は長期間持続すると言われています。そのため、ポプリなどにも使われるようになっています。日本で出回っているレモンバーベナの精油はその値段も高くなっています。これは採油される量に限界があるためです。ポプリの他、香水や石鹸などにも利用されます。一般に、レモンバーベナは心をリラックスさせ、一新させる働きがあると言われています。また、浮腫みを取り除き、消化不良などにも働きかけると言われています。更に、吐き気や鼻づまりといった気管支系の症状に対しても有用に働きかけるとされています。その他、皮脂の分泌量をコントロールする働きがあるとされていて、これによってニキビの治癒を促すとされています。含有される成分では、リモネンなどのモノテルペン系炭化水素類やボルネオール、リナロール、ゲラニオールといったモノテルペン系アルコールなどが知られています。

れもんばーべな/アロマで期待される効能・効果

れもんばーべなのエッセンシャルオイル(精油)としては、強壮・抗炎症・腎機能促進・鎮静・健胃・細胞再生促進・抗鬱作用など。また、肝臓における細胞の再生を促す働きなども指摘されています。尚、肌へ与える刺激の影響も考えられるため、その利用する量に加減が必要とされています。