バーチ[ばーち]

バーチの概要

バーチはカバノキ科に分類されていて、日本では白樺(しらかば)の名称で広く知られている植物の一つです。バーチは高原などに見られ、抗菌作用を有することで期待されています。ハーブティーなど茶剤としての利用も多く、これによって利尿作用を促進すると言われています。また、尿酸値の低下につながりますので、通風を防ぐのにも効果的だとされています。このカバノキから作られた精油は、薬用石鹸などにも使われており、皮膚へ浸透しやすい性質を持っています。現在、アメリカをはじめ、ドイツやオランダ、ロシアといった国々が生産国となっています。利用部位は、バーチの樹皮及び小枝部で、蒸留にて精油が抽出されています。バーチに含有される成分では、ベツレノールやベツレンといったセスキテルペン系、サリチル酸メチルなどのエステル系のものが知られています。また、アスピリンと似たようなものとされるサリチル酸メチルが含有されているため、鎮痛、そして消炎などにも作用すると言われています。尚、アロマテラピーの領域では、スイートばーちは用いられていません。

ばーち/アロマで期待される効能・効果

ばーちのエッセンシャルオイル(精油)としては、抗菌・収斂・鎮痛・利尿・浄血作用など。尚、肌へ与える刺激が強いため、その利用量に加減が必要とされています。