明日葉/アシタバ[あしたば]

アシタバの概要

アシタバは今日葉を採取しても次の日には新しい葉が生えてくることに名称も由来していて、非常に生命力の強い植物として知られています。アシタバの有効成分では、葉から抽出される黄汁或いはカルコン誘導体と呼ばれるものや、葉緑素及びビタミンB12などがあります。古くから漢方の領域においても、便秘改善や高血圧の予防目的でアシタバが利用されてきた経緯があります。葉緑素が豊富に含まれる明日葉(あしたば)の葉には、抗炎症、解毒、整腸、貧血改善、コレステロール値の低下、血栓の予防、抗癌作用といった働きがあると言われています。マグネシウムには血液凝固作用があるとされていて、また骨を健康に維持するのに必要不可欠な成分となっています。カリウムは体内の余分なナトリウムを排泄して、血圧を下げると言われています。銅はヘモグロビンの生成を促進させると同時に血管壁を強化するとされています。その他、β-カロテンやビタミンCなどはその抗酸化性により、活性酸素を無害化する働きが知られていて、以上の成分が相乗的に効果を促すと考えられています。

アシタバ/ハーブで期待される効能・効果

アシタバでは、抗酸化作用、生活習慣病である脳卒中や心臓病の予防、肝臓病の予防など。尚、通常の食品に由来する成分であるため、特に重大な明日葉の健康被害などは知られていません。しかし、葉緑素に含有される成分にフェオホルバイトといったものがあり、これを過剰摂取すると皮膚障害を引き起こすことがあるとされています。ただし、適切とされる量に従って利用する場合においては、特に問題ないとされています。