バターバー[ばたーばー]

バターバーの概要

バターバーはキク科に属し、日本ではウスベニブキとも呼ばれています。昔はバターの包材として、葉を用いていました。小頭花はバラ色の多年生草本で、湿潤な地域に生息しています。主に気管支炎や鎮咳、喘息、胃の障害や胆道の障害、神経からくる仙骨や腰の疼痛、そして自律神経失調症などにも適用されています。バターバーの有効成分はセスキテルペンアルコールのアンジェリカ酸エステルであるぺタシンとなります。また、コルツフットはフキタンポポのことで、バターバーと同様にピロリジジンアルカロイドを含有しており、何れもキク科に属しています。尚、バターバーは消化器系に影響を与える苦味性のアーティチョークとの併用も考えられていて、消化器系の強壮ハーブとして試されています。

ばたーばー/ハーブで期待される効能・効果

鎮静、鎮痛、鎮痙、鎮咳作用など。主に生理痛や結石痛、偏頭痛、気管支喘息、自律神経失調症、緊張性頭痛といった症状の改善目的でばたーばーが利用されています。使用を控えるケースは、知られていません。また、副作用も特に知られていません。ばたーばーに含有される成分では、タンニン、トリテルペン系サポニン、及びクエルセチンといったフラボノイド類、並びにセネシオニンといったピロリジジンアルカロイド、そしてイソぺタシンやペタシンといったセスキテルペン類があります。