大麦若葉/オオムギワカバ[おおむぎわかば]

オオムギワカバの概要

オオムギワカバは主に青汁としての利用が一般的で、健康飲料として加工されています。大麦は強い生命力を持っており、他の緑黄色野菜と比較しても様々な栄養素を豊富に含有しています。ビタミン類では、β-カロテンをはじめ、ビタミンB1やビタミンC、そしてミネラル類では、カルシウムやカリウム、亜鉛、マグネシウム、鉄、銅などを豊富に含んでいます。更にアミノ酸では、トリプトファン及びアラニンなどの成分を含んでいます。また、葉緑素を多く含むオオムギワカバには、コレステロール値を低下させ、延いては血栓を予防する働きがあると言われています。他にも、血圧低下や抗炎症、抗癌、貧血の予防改善作用など数々の働きがあるとされています。具体的には、ビタミンCやβ-カロテンに抗酸化性があるとされていて、マグネシウムは骨の健康を維持し、血液が凝固するのを防止するとされています。カリウムは高血圧の改善に役立つとされていて、こういった有効成分が複合的に作用しながら、様々な症状に対してオオムギワカバが効果を発揮すると考えられています。

オオムギワカバ/ハーブで期待される効能・効果

オオムギワカバでは、高血圧・脳卒中・心臓病の予防、老化防止、貧血予防、便秘改善など。尚、葉緑素にはフェオホルバイトと呼ばれる成分が含有されているため、大麦若葉を過剰に摂取した場合は、皮膚に障害が現れることもあると言われます。ただし、フェオホルバイト自体の量が少ないため、通常の食生活をしている限り、特に問題ないとされています。