ルイボス[るいぼす]

ルイボスの概要

ルイボスはマメ科に属し、もともとは南アフリカ共和国の特産物です。葉は針によく似た形状をしていて、色は赤褐色をしています。赤いヤブと訳されるレッドブッシュが語源となっており、現地の先住民たちの間では古くから利用されてきた経緯があり、「不老長寿のお茶」として重宝されてきました。十八世紀後半になると、世界各地に広がり、ルイボスを単品で、或いは他のハーブと併用して使われてきました。ルイボスには活性酸素を除去する作用があるとして、日本においても注目を集めましたが、今日ではアレルギーや疲労、便秘や冷え性といった症状に対して適用されています。ルイボスの有効成分では、フラボノイド類のルテオリンやアスパラチンなどがあり、またリポキシゲナーゼ阻害作用があることから、アレルギー症状に対して有効と言われています。尚、世界的に広がったのは、スウェーデンの学者によるものと言われています。

るいぼす/ハーブで期待される効能・効果

代謝促進、抗酸化作用など。主に循環不良に対して用いられ、冷え性や便秘などの症状に対してその改善目的で利用されています。使用を控えるべきケースは、知られていません。また副作用も特に認められません。るいぼすに含有される成分では、カフェ酸などのフェノール酸、アスパラチンといったフラボノイド配糖体、ルテオリンといったフラボノイド、そしてタンニンなどがあります。