ブルーベリーの概要
ブルーベリーの果実に含有される成分には、ファイトケミカルが認められており、フラボノイド類であるケルシトリン、タンニン類であるプロシアニジンやカテキン類、クロロゲン酸、アントシアニン類といったものがあります。これらの成分が有効成分となっており、研究報告では、ブルーベリーに抗酸化・抗炎症・抗浮腫・血管保護・血小板凝集抑制などが示されています。特に夜間における視力亢進は、網膜のロドプシン再合成を促すためと考えられており、アントシアニン類が有効成分となっています。製品化されたブルーベリーではVMA配合といったものが見られますが、これはブルーベリーの学名とアントシアニンの頭文字に因んでつけられた名称です。臨床試験では、高血圧に起因する網膜症、糖尿病に起因する網膜症の軽快や網膜を保護するぶるーべりーの働きが示されています。また、加齢からくる白内障の進行をぶるーべりーが抑制したとする報告や仮性近視に有用に作用したとの報告例も存在しています。
ぶるーべりー/サプリメントで期待される効能・効果
網膜保護・仮性近視・眼精疲労改善、加齢性白内障予防、糖尿病性網膜症の改善・高血圧性網膜症改善など。アメリカではビルベリーとも呼ばれています。一般的な食品のため、副作用など重大な健康被害は認められていません。また相互作用についても知られているものはなく、他のサプリメントなどと組み合わせて摂取しても問題ないとされています。