ノニ[のに]

ノニの概要

ノニは現在、生活習慣病に関わる症状の予防を目的に用いられていますが、古くはポリネシア諸島において鎮痛及び消炎、その他様々な症状に用いられてきた経緯があります。原産地は東南アジアと言われていて、ノニの根や葉、果実が利用されてきました。日本では沖縄県などに見られます。ノニに含有される成分ではビタミンCなどのビタミン類やミネラル類であるカリウム、テルペン類、フラボノイド類、アルカロイド類、アントラキノン類であるダムナカンタールといったものがあります。ダムナカンタールには抗癌性があるとされていて、動物実験の領域では糖尿病の改善が示されています。また臨床試験では、空腹時における血糖値低下や脂質過酸化抑制物質の存在などが報告されています。

ノニ/サプリメントで期待される効能・効果

鎮痛・糖尿病軽快・抗癌・生活習慣病の予防改善など。のにを生活習慣病に関わる症状の軽快及びその予防目的で使用する場合は、毎日続けて摂取することが薦められています。含有される成分は、一般的な食品から構成されているため、副作用などの重大な報告例は存在していません。またのにの相互作用も特に知られているものはないため、他のサプリメントと組み合わせて利用しても問題ないとされています。尚、のにの作用のメカニズムでは、キセロニンシステムというものがありますが、現段階ではハッキリと解明されていないため、仮説の域を超えていません。