トンカットアリの概要
現在出回っているトンカットアリの製品には、その品質管理に疑いを持たれるものも見られますが、古くはマレーシアで男性に対して強壮目的で用いられてきた経緯があります。トンカットアリは主に男性の機能障害や不妊症といった症状に利用されており、クアシノイド類などが有効成分となっています。マレーシアをはじめ東南アジアにおいて広くトンカットアリが使用されていて、研究報告ではアポトーシス誘導、細胞増殖抑制・抗腫瘍・抗潰瘍・強壮・抗マラリアの機能などが示されています。トンカットアリの動物実験では、惚れ薬的作用や精嚢及び前立腺への働きが示されていて、男性の機能などへの向上が認められています。ただ、臨床試験や研究は不十分とされていて、将来の研究結果に期待が寄せられています。
とんかっとあり/サプリメントで期待される効能・効果
とんかっとありでは強壮作用など。摂取する際は、継続しての使用が薦められていて、一般には短い期間で期待されるだけの効果は得られないと言われています。また、摂取量やその使用方法も、臨床試験の領域で不十分とされているため確立されていません。とんかっとありは、いわゆるハーブのことであり、ハーブ由来の成分によってアレルギー反応を示すこともあります。ただ、適切とされる摂取量やその使用方法に従っている限り、特に重大な健康被害は知られていません。相互作用では、理論上他のサプリメントと組み合わせて摂取することは薦められていません。