ビタミンA/カロテン/レチノール[れちのーる]

欠乏症:夜盲症、眼球の乾燥、毛包性角化症、感染抵抗力低下、子供の成長停止。過剰摂取:下痢、吐き気、疲労感、睡眠障害、食欲不振、肌荒れ、抜け毛。ビタミンAは、植物性食品に含まれるカロテンと動物性食品に含まれるレチノールがあります。また、脂溶性ビタミンのため油脂と一緒に摂取すると、吸収率が上がると言われています。カロテンは、野菜や果物に多く含まれるオレンジや黄色の色素で、βカロテンで有名です。このβカロテンは、体内に入ると、腸で吸収されることによって、ビタミンAに変化します。つまり、βカロテンそのものは、ビタミンAになる前の物質ということです。また、植物性のカロテンは、体内に入ると体に必要な分だけビタミンAに転換されるため、いくら摂取しても副作用はないと言われています。動物性のレチノールは、体内にはいるとそのままビタミンAになります。そのため、ビタミンA固有の効果は吸収に比例して速いのですが、過剰に摂取すると、下痢、吐き気、疲労感、睡眠障害、食欲不振、肌荒れ、抜け毛といった副作用が起こりますので、注意が必要になります。ビタミンAは、ビタミンB、E、D、カルシウム、リン、亜鉛の摂取量が十分でないと、効果が十分に発揮されません。プロビタミンAとは、α-カロテン・β-カロテン・クリプトキサンチンのことで、体内に摂取されてからレチノールと同様の作用をします。プロビタミンAは、摂取後体内で有効なビタミンAに変換される物質の総称で、カルテノイド色素群に所属します。レチノール当量とは、プロビタミンAが体内で有効なビタミンA(レチノール)に変換された量と、通常のレチノールの量を合算したものを言います。また、プロビタミンAは、植物に多く含まれています。 ビタミンAの基準摂取量(脂溶性ビタミン) 1RE=れちのーる当量:1μgRE=12μg:
βーカロテン24μg:αカロテン=24μg
男性
年齢 推奨量(μgRE/日)
プロビタミン・カロテノイドを含む
上限量:(μgRE/日)
プロビタミン・カロテノイドを含まない
18~29 750 3000
30~49 750 3000
50~69 700 3000
70以上 650 3000
女性
18~29 600 3000
30~49 600 3000
50~69 600 3000
70以上 550 3000