鰤/ブリ(成魚・生)


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  • 成分合計
  • カロリー

鰤/ブリ・成魚・生

「 鰤/ブリ・成魚・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、12.85%含有し、257k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、セレン(228%:57μg)、次はn-3系脂肪酸(209.38%:3.35g)、そして、ビタミンB12(158.33%:3.8μg)、ビタミンD(145.45%:8μg)、ナイアシン(114.17%:13.7mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆15%
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ブリ


鰤は、スズキ目アジ科に分類されます。冬に漁獲される鰤は寒鰤と言われ、多くの脂肪がのっていて美味とされています。回遊魚で、温帯性の魚で、日本各地に分布しています。ブリの仲間では、カンパチ、ヒラマサ、ヒレナガカンパチなどがあり、これらは近縁種となります。ブリは、黄色の縦走帯が体側中央部に存在し、白銀色の腹部、青緑色の背部、紡錘形の体が特徴です。また成長するに従って、その名称も変化することから出世魚とされています。体重は凡そ15キログラム程度で、体長は一メートル以上あり、春にかけて産卵期となります。栄養面では、赤身の肉質に含まれるタンパク質をはじめ、脂質、ビタミン、ミネラルといった多くの栄養素を含んでいて、特にヒスチジン、エキス窒素と脂肪はぶりの旨味成分となります。また、イコサペンタエン酸(IPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)などが含まれており、血中コレステロール・中性脂肪の低下作用、痴呆の予防に期待されます。その他、肝機能を高めるタウリンなどを含み、その栄養価は動物のレバーに近いものがあります。尚、カンパチはぶりより美味しいと評価するケースもあり、ぶりの養殖物と天然物とでは、脂質含有量などの成分の相違があり、養殖物の方が、脂質量が多いため油っぽく感じます。