キーゼルバッハ・鼻血・加湿・加温~鼻のメカニズム~

肺へは外気が吸入されていますが、呼吸の際には埃やチリも一緒に吸い込まれることがあります。鼻毛はこういった埃などの侵入を防いで肺へ入らないように努力します。また加湿や加温は狭窄する鼻腔やキーゼルバッハにて行われます。更に花粉やチリ、病原体などを排除するため、線毛と呼ばれる鼻腔粘膜上に見られる細かい毛がそれを捕捉します。時にクシャミで外部へ押し出してしまうこともあります。他にも免疫の作用が粘膜に見られると共に鼻水の分泌によって異物を排泄させます。 鼻の役割はフィルターと共に加湿器です。ホコリや塵の他、病原体を排除し、鼻の中を湿らせます。キーゼルバッハの部位には多くの血管が集合していますが、のぼせなどで生じる鼻出血はこの部分からのものがほとんどです。尚、副鼻腔の機能には声の響きを良くしたり、骨を軽量化するといったものがあります。四つの上顎洞、前頭洞、篩骨洞、蝶形骨洞という部分から構成されています。