檜葉/ヒバ[ひば]

ヒバの概要

ヒバは北海道や青森県などにおいて見られる常緑高木の一つで、ヒノキ科アスナロ属に分類されています。利用部位は、枝及び葉部で、蒸留にて精油が抽出されています。現在、日本がヒバの産地となっています。シロアリに耐性があり、腐食に強くなっているところが特徴で、建築の木材としてヒノキに次ぎ、広く知られています。香料としての需要が高く、シャンプーや石鹸といったものに混入されているケースが多くなっています。一般に、ヒバは不眠症や冷え性を改善する働きやストレスの負荷を軽減させる働きがあると言われています。また、保湿性も有し、皮膚を瑞々しく維持するとも言われています。その他、ヒバ油に含有されるヒノキチオールなどには抗菌作用があると考えられているため、肌を清潔に維持することができると言われています。近年では、このヒノキチオールが混入された化粧品や歯磨き粉なども見られます。含有される成分では、ビシフェリン酸やツヨプセン、ヒノキチオールといったフェノール系の成分がよく知られています。尚、最近では、ヒバの芳香成分に人間の脳内での処理能力を高める働きなどが指摘されています。

ヒバ/アロマで期待される効能・効果

檜葉のエッセンシャルオイル(精油)としては、防カビ・消臭・防虫・抗菌作用など。尚、刺激の影響が肌へ現れるため、利用する量に注意が必要とされています。その他、妊婦の方の利用は避けます。