セントジョンズワートオイル[せんとじょんずわーとおいる]

セントジョンズワートオイルの概要

セントジョンズワートオイルはどちらかと言えば、ハーブ系の芳香性を有しています。利用部位は、セントジョンズワートの花びら及び蕾で、浸出法にて抽出されています。つまり、利用部位である花を他の植物から作られた油に浸し、有効成分を滲み出させるといった方法になります。この方法は、カレンデュラオイルなどと同様で、花を浸すことで、有効成分を浸出させます。また、セントジョンズワートの花びらは黄色をしていて、徐々に有効成分が浸出されます。オイルの色は、ルビー色になっており、単体で、セントジョンズワートオイルが用いられることもあります。ただ、流通しているものは、値段設定も高くなっています。そのため、他のオイルに数割混入させるケースが見られます。日本では西洋オトギリソウとの和名を持っており、このオイルに混ぜられる植物油は、その多くがバージンオリーブオイルとなっています。現在、主な生産国はフランスやイギリスとなっております。尚、セントジョンズワートオイルは、ベースオイルの一つになります。

セントジョンズワートオイル/アロマで期待される効能・効果

セントジョンズワートのエッセンシャルオイル(精油)としては、神経痛や筋肉痛、関節炎などに対して有効とされていて、他にも切り傷や擦り傷、敏感肌及びオイリー肌、そして体の内部に蓄積されてしたまった老廃物を体外へ排出する働きがあるとされ、更に浮腫といった症状に対しても有用とされています。一般には、全ての皮膚に利用されると言われています。