フレンチラベンダー[ふれんちらべんだー]

フレンチラベンダーの概要

フレンチラベンダーはシソ科に分類されていて、原産地をフランスとしています。寒さに弱くなっていますが、湿気や熱に耐性があると言われています。フレンチラベンダーの花は、暗紫色をしていて、葉は針のように細長く、凡そ二センチ程度となっています。利用部位はラベンダーストエカスの葉及び花部で、蒸留にて精油が抽出されています。現在、フランスなどがフレンチラベンダーの産地として知られています。一般に言われるラベンダーと比較すると、ケトンと呼ばれる毒性を持つ成分が多くなっています。このラベンダーの種類は非常に多く、それぞれ有効とされる働きも異なってきます。スパニッシュラベンダーとも呼ばれていて、主に、沈み込んだ精神状態を正常化し、更に活性化させる働きや皮下脂肪を除去する作用などがあると言われています。また、皮膚疾患である湿疹や擦り傷及び切り傷などの治癒を促進するとも言われています。フレンチラベンダーに含有される成分では、カンフェンやリモネンなどのモノテルペン炭化水素系、カンファーやフェンコンといったケトン系成分が知られています。

ふれんちらべんだー/アロマで期待される効能・効果

ふれんちらべんだーのエッセンシャルオイル(精油)としては、抗カタル・抗炎症・強壮作用など。また、皮下脂肪を取り除く働きや、瘢痕形成などにも有用に作用すると言われています。尚、高血圧気味の方や妊婦の方、授乳中の方はその使用を控えた方が良いと言われています。