ローズウッドの概要
ローズウッドはクスノキ科に属し、原産地をアマゾンとしています。爽快で甘い芳香性を有し、成長すると凡そ五十メートル程度の高さに育つ常緑高木となります。利用部位は、ローズウッドの木部で、蒸留法にて精油が抽出されています。現在、ブラジルやペルーなどが主なローズウッドの生産地として知られています。一般に、感染症の予防に作用すると言われていて、インフルエンザなどに有効とされています。エッセンシャルオイルは、虫除けに利用されることもあり、これは防虫の働きがあると考えられているためです。また、鬱症状やストレスなどを緩和する働きや、偏頭痛などにもローズウッドが有効とされています。更に、切り傷や擦り傷などの治癒を促進し、皮脂の分泌量を調整する働きもあると言われています。現在、ブラジルでの乱伐が原因で、現地ではその伐採に制限が加えられています。ろーずうっどに含有される成分では、トランスリナロールオキサイドやリナロールオキサイド、そしてα-テルピネンやd-リナロールなどが知られています。
ろーずうっど/アロマで期待される効能・効果
ろーずうっどのエッセンシャルオイル(精油)としては、抗鬱・抗菌・鎮痛・消臭・強壮・惚れ薬的作用など。尚、幼児への使用は控えます。また、保管場所も子供の手が届かない所にします。