ジャスミン[じゃすみん]

ジャスミンの概要

ジャスミンはキンモクセイ科に分類されていて、別名ではソケイと呼ばれることもあります。日本でも多く見られる植物の一つで、甘い香りを持っています。中国ではジャスミンティーと呼ばれるものがありますが、このジャスミンは異なる種類となります。開花時期は夏と秋の間で、花は、真夜中に満開し、日が暮れる頃に咲き出します。そのため、芳香の強くなる真夜中において採取されています。その色は白色をしていて、ジャスミンは原産地をインドやイランとしています。つる性低木で、成長すると凡そ五メートルに達するものも見られます。主な働きでは、精神の興奮を抑え、躁鬱を緩和すると言われています。また、母乳の分泌を促進したり、月経痛を緩和する働きなどがあると言われています。じゃすみん自体は広く知られているものの、エッセンシャルオイルとなると値段も高めに設定されています。含有される成分では、ジャスモンやインドール、リナロール、フィトール、酢酸ベンジルといったものがあります。

じゃすみん/アロマで期待される効能・効果

じゃすみんのエッセンシャルオイル(精油)としては、惚れ薬的・鎮静・鎮痙・分娩促進・抗鬱・抗菌・通経作用など。また、子宮強壮や皮膚軟化に対しても有用に作用すると言われています。尚、強い香りを持っているため、利用する量に注意が必要とされています。