ヒース/ヘザー/エリカ[ひーす/えりか]

ヒースの概要

ヒースはツツジ科に属し、日本ではエリカやヘザー、ギョウリュウモドキとも呼ばれています。ヒースは様々な用途に使われており、一例をあげれば、ハーブ以外にも染料や肥料としても利用されています。チロシナーゼと言われる酵素は、メラニン色素合成に関与していて、ヒースに含まれるアルブチンは、このチロシナーゼと呼ばれる酵素の活性化を抑える働きがあるとされています。そのため、肌へ良い影響を与え、美白効果に役立つといわれています。また、排尿障害で良性前立腺肥大からくる症状や感染症である尿道炎、膀胱炎、延いては泌尿器浄化から結石の予防まで、ヒースは適用されます。他にも部分浴では、リウマチや関節炎、通風といった症状に用いられ、内用、外用ともにニキビやシミ、ソバカスといった症状にも使われています。

ヒース/ヘザー/エリカ/ハーブで期待される効能・効果

抗菌、利尿、尿路消毒、美白作用など。主に排尿障害や結石予防、感染症である尿道炎や膀胱炎、色素沈着、通風、リウマチや関節炎といった症状に対して、その改善目的でヒースが利用されています。使用を控えるケースは認められていません。また、副作用も特に認められていません。含有される成分では、フラボノイドやタンニン、そしてメチルアルブチンやアルブチンといったヒドロキノン配糖体などがあります。