舞茸/マイタケ[まいたけ]

マイタケの概要

マイタケはサルノコシカケ科に属し、利用されるのは菌糸体や子実体の部分となります。語源は、もともと舞う茸(まうたけ)と言われだした所に由来し、あたかも鳥が舞うよな形状がマイタケと呼ばれるようになった理由です。キノコであるにも傘を持たないところが特徴で、通常サルノコシカケ科のキノコは食用にされません。ところが、舞茸は香りが高く、味も良質で柔軟なところから食用に利用され、また薬用としても「きのこの王様」として重宝されてきた経緯があります。現在、舞茸(マイタケ)には習慣生活病である糖尿病や高血圧、肥満及び肝臓病といった症状に対して効果があると考えられており、更に舞茸エキスには多糖類であるβ-グルカンを含有していることから、肝臓癌や肺癌といった症状に有効とされ、抗癌性や免疫賦活があると言われています。

マイタケ/ハーブで期待される効能・効果

マイタケでは、免疫賦活、抗ウイルス作用、アポトーシス誘導、糖質や脂質代謝のコントロール、腸内フローラの改善作用など。主に生活習慣病の予防目的に利用され、糖尿病や高血圧、高脂血症といったものが該当します。使用を控えるケースでは、キノコに対してアレルギーを持つ方となります。副作用は特に知られていません。舞茸に含有される成分では、食物繊維やたんぱく質、ナイアシンやビタミンDといったビタミン類、リンやカルシウムといったミネラル類、及びエルゴステロールといった菌類ステロール、そしてβ-グルカンといった多糖類などがあります。