マテの概要
マテはモチノキ科に属し、利用されるのは葉部となっています。日本では普及していませんが、マテ茶は世界有数のティーとして普及しています。アーユルヴェーダではリウマチ痛や抑うつ、心因性からくる疲労や頭痛といった症状に用いられ、もともとはパラグアイにおいて利尿や消化促進、神経刺激といったものに民族医学として利用されていたことが起因しています。栄養面では、ビタミン類であるビタミンB群やビタミンC、ミネラル類である鉄やカルシウムなどを含み、更にカフェインも含有しているため中枢神経を活性化させると言われています。フランスでは虚弱体質や、ダイエットなどに利用され、ドイツでは心身疲労の回復や頭痛の軽減、緩下、利尿目的でマテが用いられています。
マテ/ハーブで期待される効能・効果
まてでは、利尿、興奮、脂肪分解、グリコーゲン分解作用など。主にリウマチ痛や肉体的或いは精神的疲労、肥満、頭痛、抑うつといった症状の改善目的で利用されています。使用を控えるケースは、知られていません。また、副作用も特に認められておりません。まてに含有される成分では、フラボノイド、ビタミン類であるビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、ミネラル類であるカルシウム、カリウム、鉄、そして、クロロゲン酸やカフェ酸といったフェノール酸、テオフィリンやテオブロミン、カフェインといったアルカロイドなどがあります。