ビルベリー[びるべりー]

ビルベリーの概要

ビルベリーは殺菌性が強く、膀胱炎や尿道炎など、泌尿器系の感染症に有効とされています。また、視力回復に働きかけるハーブとしても認知度が高く、原産地をヨーロッパとしています。ビルベリーはツツジ科に分類されていて、利用部位は葉部となります。静脈疾患などにも有用とされていて、これはビルベリーに毛細血管を強化する働きがあることに由来します。ハーブティーにしたビルベリはー、草の芳香が漂い、少々酸味と甘味が感じられます。眼精疲労や夜間に目が霞むといった症状に対して有用とされています。また、研究では糖尿病に有効なのではないかという報告例もあり、これはビルベリーに血糖値を低下させる働きがあるところに由来しています。殺菌や収斂作用は、大腸炎及び下痢といった症状に高い作用があるとされます。落葉高木であるびるべりーは、単独或いは他のハーブと併用して飲まれることもあります。有効成分では、ミネラル類である鉄分や亜鉛、カリウム、リン、そして配糖体やタンニン、フルーツ酸、糖類といったものがあります。尚、日本ではコケモモとも呼ばれています。

びるべりー/ハーブティーで期待される効能・効果

消炎、収斂、制吐、利尿、抗菌、防腐作用など。また、眠気を防いだり、習慣生活病である糖尿病にも、その予防に効果があるのではないかと言われています。尚、長期に渡る多量の利用は控えた方がよいとされています。