ブラックコホシュ[ぶらっくこほしゅ]

ブラックコホシュの概要

ブラックコホシュはリウマチ痛やそれに伴う炎症を緩和させるために利用されていたと言われています。また、動物に噛まれた際の解毒に用いていたようで、北アメリカの先住民達の伝統ハーブと位置づけられています。ブラックコホシュはキンボウゲ科に分類され、利用部位は根となります。ハーブティーにしたブラックコホシュは、神経や筋肉などの痛みを緩和するのに役立つとされています。これは、鎮痛や鎮痙の機能などがあるとされるためで、他にも、喘息や咳、頭痛といった諸症状に有用とされています。近年では、更年期障害に関わる様々な症状に対してもブラックコホシュが有用とされる研究報告がなされています。これは、ぶらっくこほしゅにホルモン様作用があるためと考えられていて、月経前諸侯群などにも有効とされています。有効成分では、精油、イソフラボン、樹脂、タンニン、トリテルペン配糖体などが知られています。芳香は土様になっており、その味には少し苦味が感じられます。尚、日本ではアメリカショウマとも呼ばれています。

ぶらっくこほしゅ/ハーブティーで期待される効能・効果

鎮痛、鎮静、鎮痙、収斂、抗炎症、血圧低下、血管拡張、通経、発汗、利尿、去痰、収斂、ホルモン様、抗リウマチ、抗炎症作用など。また、婦人病特有の諸症状や喘息及び咳といったものにも有用に働きかけると言われています。尚、女性特有の疾患のある方、妊娠中の方、授乳中の方などは、その利用を控えた方が良いとされています。また、ホルモン剤との相互作用や肝障害などの副作用が報告されています。その他、継続しての利用に注意が必要とされています。