クマザサの概要
クマザサはイネ科に分類されていて、山林などに広く分布しています。白い縁が葉の周りに見られ、鮮明な緑色をしています。その種類は日本だけでも数百種類と言われていて、非常に多いものとなっています。古くから神聖なものとして取り扱われてきた経緯があり、高い殺菌力と防腐力を持つとされています。利用部位は、クマザサの葉部で、これを乾燥させたものがハーブティーとして飲用されています。高い防腐力と殺菌力を有するため、寿司やちまき団子に多用されています。また、この殺菌力は口内炎や歯槽膿漏などにも有効とされていて、今日では胃炎や胃潰瘍といった症状にも使われております。食後に飲むと口臭を消すと言われており、更に、便秘といった症状にもクマザサが有用とされます。香りは草様の芳香になっており、爽快な味を持っています。クマザサの有効成分では、精油をはじめ、各種ビタミン類やミネラル類、そして多糖類、リグニン、アミノ酸、クロロフィルといったものがあります。尚、粉末状にしたものは、薦められていません。
クマザサ/ハーブティーで期待される効能・効果
隈笹では、抗炎症、解毒、細胞活性化、防腐、抗菌、免疫賦活、利尿作用など。尚、ハーブティーとして飲用される他、それを直接口に含んでうがい薬としても利用されています。一般に、口内炎や歯槽膿漏の予防目的となります。その他、口臭を消す目的でも使用され、また入浴剤として用いられることもあります。