杜仲葉/トチュウヨウ[とちゅうよう]

トチュウヨウの概要

トチュウヨウは近年、メタボリックシンドロームの話題性から、利用する人が多くなったと言われています。これは、生活習慣病である高血圧などにトチュウヨウが有効とされているためで、コレステロールの吸収を阻害する働きがあるというところに起因しています。このため、肥満を引き起こすのを防ぐのに役立つとされています。トチュウ科に属し、利用部位は、葉部となります。成長すると凡そ十八メートル以上に達し、雌雄異株となります。杜仲は、この木の樹皮を乾燥させたものを指していて、漢方の領域でも用いられています。グッタペルカは、この樹皮や葉、根、種に含まれる乳液のことで、ゴム質になっています。そして、杜仲葉(とちゅうよう)は、乾燥させた葉のことを指していています。主な作用では、血圧を降下させることで広く知られています。芳香は、クセが無く、味はやや甘くなっています。飲用する際は、トチュウヨウ単独或いは他のハーブと併用して飲まれています。トチュウヨウは、コレステロールの吸収阻害作用と共に、血圧を低下させる働きを有するハーブとして広く知られています。

トチュウヨウ/ハーブティーで期待される効能・効果

杜仲葉では、血圧低下、抗酸化、利尿、肝機能亢進作用など。また、滋養強壮目的としても利用されています。その他、リラックス効果を目的に入浴剤として杜仲葉が利用されることもあります。