ユーカリ[ゆーかり]

ユーカリの概要

コアラが好んで食べるとされるユーカリは、オーストラリアの先住民によって古くから解毒や消毒の目的で利用していたと言われています。フトモモ科に属し、原産地をオーストラリアとしています。その種類は数百種類以上あるとされています。利用部位は、その葉の部分で、ハーブティーにしたユーカリは、スーッとした爽やかな芳香を有します。インフルエンザや風邪などの症状を軽減する働きや、花粉症、目の充血などを緩和する作用などがあると言われます。また、血糖値や血圧を低下させる働きもあるとされますが、血圧に関しては低血圧の改善にも有効とされています。有効成分では精油などが知られており、強い殺菌や抗ウイルスなどを有することで広く認識れています。その他、肩凝り及び冷え性などにも有効とされていて、これはユーカリに血流を良くする働きがあるためです。尚、ユーカリプタスグロブルスと呼ばれるものが広く利用される品種になっていて、オーストラリアに自生していたものは、その多くの木が、ゆーかりと同種だったと考えられています。

ゆーかり/ハーブティーで期待される効能・効果

抗菌、消炎、抗ウイルス、血圧低下、抗炎症作用など。また、気管支系疾患である気管支炎及びインフルエンザ、風邪といった症状に対しても有効とされています。その他、花粉症に対しても役立つとされています。尚、肝臓及び胆汁、消化などに関わる臓器に疾患があり、炎症が見られる場合はゆーかりの利用を控えます。また、過剰摂取による利用も控えます。