ブッチャーズブルームとビルベリー

ブッチャーズブルーム

ナギイカダとも呼ばれていて、微小血管において収縮作用があるとされます。また、炎症を抑える働きなどもあるとされています。そのほか、サポニンなど、石鹸様の物質が含有されています。一般に静脈瘤及び痔疾などの症状に対して適用されています。更に、循環器系へ作用し、それを強くする働きもあるとされます。ただし、ブッチャーズブルームには、利尿作用が認められることから、脱水症を引き起こす要因になることもあるとされています。

ビルベリー

果実には、アントシアナジンと呼ばれる色素成分が含まれています。この色素成分は青色をしていて、網膜内の微小血管へ作用すると言われています。また、視力に関与するロドプシンと呼ばれる物質の再生を増やす働きがあるとされます。一般に夜間視力や老人性黄斑変性の予防と改善に使われています。単独での利用より、他のハーブや治療薬と併用されるケースも多いとされます。実験報告では、夜間視力へ即効性が示された一方で、その作用に持続性が認められませんでした。

有用で安全性の高い相互作用

ブッチャーズブルームとビルベリーを併用した場合、毛細血管及び静脈を頑丈にする働きと共に、血液循環を改善させる作用があると言われています。中でも、眼球の毛細血管への影響力は強く、有用に働きかけると言われています。また、静脈瘤及び痔疾の治療に利用されることもあります。