カラマツ
免疫機能を活性化させる働きがあると考えられていて、これは含有されるアラビノガラクタンなど、複数の成分によるものと考えられています。一般に、インフルエンザ及び風邪、並びに喉痛それに伴う咳、そして耳の感染症などにその改善目的で利用されています。ただし、肝臓にアラビノガラクタンが溜まっていくため、腎障害を引き起こす恐れがあると言われています。また、肝臓及び腎臓に疾患が見られるケースでは、その利用を控えます。尚、パウダーを吸引すると、気道炎症を引き起こすことも考えられます。また、初期段階におけるインフルエンザ及び風邪の症状に対して、非常に有用とされています。
エキナセア
有効成分が複数存在していて、これらが免疫を活性化させる働きを持つとされています。主に、気管支炎や風邪、耳の感染症、歯肉炎といった症状に用いられています。別名では、パープルコーンフラワーとも呼ばれています。尚、ヒナギク系の植物に対するアレルギーが示される場合は、その使用を見送ります。
有用で安全性の高い相互作用
カラマツとエキナセアを併用した場合、免疫機能に作用し、軽度の感染症の予防と改善に有効とされています。ただし、一週間以上の継続使用には、医師の判断のもとに行われることが推奨されています。また、ヒナギクと同種の植物に対してアレルギー反応を示す場合は、その利用を中止します。その他、臓器移植の経験ある方、自己免疫疾患を有する方、妊婦の方などは、その使用を控えた方がよいとされています。