スリッパリーエルム/マーシュマロー葉[すりっぱりーえるむ]

スリッパリーエルム

鎮静作用があるとされていて、消化管にかかわる粘膜に働きかけると言われています。一般に、消化管異常に適用されていて、主に咳の緩和や喉痛の軽減目的で利用されています。さらに過敏性腸症候群に対しても有用に働きかけると言われています。尚、別名ではアカハルニレとも呼ばれています。

マーシュマロー葉

多糖類が粘膜を有する消化管及び上気道へ作用し、その症状をしずめる働きがあると言われています。マーシュマローの葉には、この多糖類が豊富に含有されています。一般に、消化管障害である喘息及び上気道感染症などに適用されています。また、不快症状を生じさせるクローン病や潰瘍などにも有用に働きかけると言われています。尚、別名ではビロードアオイとも呼ばれています。

有用で安全性の高い相互作用

スリッパリーエルムとマーシュマロー葉の併用は、過敏性症候群及びクローン病、並びに潰瘍といった症状を軽減させる働きがあると言われています。尚、これらの植物は、他の成分が体内へ吸収されるのを妨害する働きがあると言われています。そのため、これら以外のハーブやサプリメント、医薬品などを併用する際は、二時間前後ずらして摂取するようにします。また、糖尿病を患っている方などは、医師の管理のものとに、その利用を行うべきとされています。