ニコエンの概要
果物及び野菜並びに生薬といったものから抽出したものを含み、それらを配合したものをニコエンと言います。特にニコエンの構成物質として使用されているのは、緑茶や甘草、桑の葉、レモン、リンゴ、セロリ、銀杏、キキョウ、陳皮、タコ、カリンの１１個で、有効成分ではポリフェノールに期待されています。ニコチンは体内に入ると、ニトロサミンと呼ばれる発癌物質やコチニンと呼ばれる人間の体には無害な成分に変換されます。ニコエンはこの発癌物質であるニトロサミンの変換を阻害し、コチニンを尿中から排泄させる働きがあると言われています。ニコエンの臨床試験では、喫煙した後の尿中にコチニンが増えたとの報告例があり、またニトロサミンと呼ばれる発癌物質の変換を抑制する機能が確認されています。にこえんの動物実験では、肺癌の手前である腫瘍の抑制や、抗酸化性、突然変異の抑制が確認されています。ただ、臨床試験の領域ではその研究報告も不十分とされています。
にこえん/サプリメントで期待される効能・効果
ニコチンに起因する発癌物質の発生を抑制、人間の体の中からニコチンを排泄しそれを促す働きなど。含有される成分は、一般的な食品となるため、副作用など重大なにこえんの健康被害は報告されていません。また相互作用も特に認められているものはなく、他のサプリメントや禁煙補助剤と組み合わせて摂取しても特に問題ないとされています。