紫外線に負けない!エビとブロッコリーでアンチエイジング

ebi 夏も終わりに近づき、秋の気配が漂ってきていますが、まだまだ昼間は暑いですね。紫外線も相変わらずきついです。最近は紫外線から肌を守るためのグッズがたくさん出てますが、適度な日光浴は丈夫な骨を作るためにも必要ですから、全身をくまなくUVカットのグッズで覆ってしまうのも考えもの・・・。しかしながら、日焼けした肌はシミやシワのもと。老化を早める原因にもなります。日焼け止めクリームやスキンケアも効果的ですが、体内から何とかケアしたい。アンチエイジング効果のある食材は多々ありますが、今回はその中でもエビとブロッコリーに注目してみました。

ブロッコリーの効能

キャベツ類の原型で改良されてカリフラワーが生産された。明治初め頃に日本に輸入されたが普及せず、近年になって緑黄色野菜としての栄養価が注目されている。発芽3日目ほどのモヤシのようなものと、6日目のカイワレ状のものが、ブロッコリースプラウトと呼ばれ、健康食材として人気を博している。ビタミンCとカロテンが豊富でキャベツの約4倍と言われている。コラーゲンが生成されるのに欠かせないビタミンCが豊富に含まれているので、肌の老化を防いでくれます。また、抗酸化作用が強く、生活習慣病の予防やストレスの緩和にも役立ちます。

エビの効能

大別して、車エビやブラックタイガーなどの遊泳型のものと、伊勢エビなどの歩行型の物に区別できる。約3000種類あり、日本では車エビ、大正エビ、ブラックタイガー、芝エビ、桜エビなどが食用とされています。可食部は腹部の筋肉で、さくらえびなど高格の軟らかい物は殻ごと食べられる。たんぱく質が豊富で脂質、炭水化物は低い。ビタミン類はあまり含まれていない。えび特有の旨みはグリシン、アラニンなどのアミノ酸によるもの。茹でた時に赤くなるのは、たんぱく質が変性し、殻などに含まれるアスタキサンチン色素が遊離するからです。エビの殻に含まれるキチン成分は、動物性食物繊維であり、消化されずに排泄されます。その際に、コレステロールや塩分とともに体外に出す働きがあります。またカロテノイドの一種であるアスタキサンチンには抗酸化作用があり、シワやシミ、肌荒れなどを防ぐ効果が期待できます。

エビとブロッコリーのサラダ

材料

エビ(ブラックタイガー)・・5~7匹 ブロッコリー・・1/2 トマト・・・1/2 茹でたまご・・1個 塩コショウ・・少々 マヨネーズ・・たっぷり
    1. ブロッコリーを洗い、食べやすい大きさに切る。短時間、塩茹でしておく。
    2. エビの殻をむき、背ワタを取る。塩茹でする。
    3. 茹でたまごを作る。
    4. トマトを一口大に切る。
    5. ブロッコリーとエビをマヨネーズで和える。
    6. 茹でたまごはスプーンで粗めに潰しながら5と混ぜ合わせる。トマトは潰れやすいので最後に入れる。
    7. 塩コショウで味を調える。
ebisarada プリプリのエビはマヨネーズにとっても合いますよね。マヨネーズは調味料の中では糖質を気にする方にお勧め。卵は良質な蛋白源ですし、トマトもリコピン酸を筆頭に、アンチエイジングには欠かせない食材の一つです。ちなみにブロッコリーは耐熱皿に切り分けたブロッコリーと水を入れ電子レンジで温めるか、フライパンなどにブロッコリーが半分くらい隠れるくらいの水を入れ、蓋を閉じて蒸すとビタミンCが壊れにくくなります。茹でたブロッコリーはラップに包んで冷凍保存が可能です。また、桜エビなど殻ごと食べられるものには栄養がたっぷり詰まっています。今回は殻ごと食すのが少々困難なエビを利用しましたが、焼いた殻を細かく砕いて、ご飯やおかずに、ふりかけとして利用するのも良いかと思います。香ばしくて美味ですよ。