ごぼう茶を飲んでデトックス

巷で流行ってるとか流行っていないとか、ごぼう茶なるものを小耳に挟みました。健康に関する情報が大好物な私としましては興味が湧きまして。もちろん、ごぼうが便通に効果的であることは知ってはいましたが、今までは大抵、きんぴらごぼうやサラダに使うくらいでしたから。で、何となく脳内イメージしてみました。幸い、ごぼうは好きですが、味付けしないあのごぼう?う~ん・・・何だか土臭い気がしないでもないような。しかしフライパンで炒めると言うことですから香ばしくなるのでは? まあ論より証拠と言いますし、論じるより飲んでみたほうが早い。体に良いものは得てして美味しくないものですから。

ごぼうの効能

水溶性のイヌリン、不溶性のリグニン、セルロース、ヘミセルロースといった食物繊維が豊富。解毒、発汗作用があり、体内の老廃物や毒素を排出する働きをもつ。血中コレステロールを下げ、整腸効果がある。ガン予防にも効果が期待できます。水にさらして出る灰汁はポリフェノールですので、栄養素が逃げないためにもごぼうの皮は剥いたり灰汁抜きをしないほうが効果的です。ですのでタワシなどで軽くこすり土を落とすだけで十分です。

ごぼう茶

用意するものはごぼうのみ。 1.ごぼうを洗って土を取り除くだけで皮は残す。きんぴらにする要領で包丁かピーラーでスライスします。 *重なっているところは、かき混ぜて満遍なく天日干しして下さい。 ちなみにこれで、ごぼう一本分です。 2.半日ほど天日干しにするか電子レンジでカラカラになるまで水分をとばす。 3.フライパンで5~10分ほど焦げないように弱火で炒る。 4.急須に適量のごぼう(大さじスプーンで一杯くらい)を入れ、お湯を注ぐ。2~3分蒸らして出来上がりです。 匂いを嗅いでみると、ごぼう臭さが少しありますが気にならない程度です。フライパンで炒ったことでやはり香ばしいお味になりました。 ごぼうを乾燥させた煎餅ありますよね?野菜チップって言うんですかね?塩味の効いてない。あんな風味です。私は基本的にごぼうは好きですから普通にお茶として飲めました。 ところで、せっかくですから、ごぼうを使った飲み物をもう一つ紹介します。

ごぼう汁

・ごぼう-30g 生姜-少量 味噌-お好みで
  1. ごぼうの土を落とし皮付きのまますり下ろします。生姜も少量、すり下ろしておきます。以前紹介した乾燥生姜を使ってもいいですよ。
  2. ごぼうと生姜と同量くらいの味噌を混ぜ合わせる。
  3. 2に熱湯を注ぎ、よくかき混ぜます。
鉄分が豊富に含まれているため、貧血防止にも効果的です。また保温作用もあるので、冷え性の人にもお勧めの飲み物です。 生姜の風味が効いて意外に飲みやすいです。乾燥させたごぼうを入れて、お味噌汁の具としても楽しめます。 *貧血、冷え性、便秘など、女性に多くみられる症状の改善に効果を奏するごぼう。便秘になりがちだと吹き出物が出来たり、肌にもダメージをあたえます。せっかくスキンケアに精を出しても、体内に老廃物が溜まっていたら意味がありません。年末ですし家だけじゃなく、ごぼうで体内も掃除しましょう。