おやつには低カロリーで食物繊維が豊富な、さつまいも

子供の頃、遠足で芋掘りをした事がありました。どこかの畑で大きなさつま芋を掘り起こした事、土の匂いなどが微かに残っています。先日頂いた、掘りたてのようなさつま芋を見ていると何故だかそんなことを思い出しました。寒々とした冬の空や景色を見ると、少し寂しい気分に陥るので、こんな幼少期の出来事を懐かしく思い出したのでしょうか。いえ、ただ単に焼き芋の美味しい季節だなと思って食べたくなっただけの話かもしれませんね・・・。小さいころから、体に良いと聞かされていたために何の疑問もなく食べていたさつま芋。しかし何故体に良いのか聞かれると、便通が良くなるからくらいしか答えられないことにふと気付きました。そんなはずはないですよね。昔からさつま芋にはたくさんの栄養があるはずです。

さつまいもの効能

熱帯性の食物で、中国から琉球に伝わったため唐芋（からいも）ともよばれる。ベニアズマ、鳴門金時、種子島紫芋、オレンジ色の果肉にカロテンが含まれている安納芋（あんのういも）などがある。主成分はでんぷん。ビタミンＣ、Ｅやカリウム、食物繊維が豊富。切ったときに出る白い汁はヤラピンという成分で、胃腸の働きを良くし便通を促す効果があります。免疫力を高め、美肌効果が期待できるビタミンＣは他の芋類の中でも特に豊富。でんぷんで守られているため加熱しても壊れにくい特徴を持ちます。また加熱することで甘みを増します。ビタミンＥには抗酸化作用や血行を促進する作用があります。カロリーは米の約３分の１です。

焼き芋

1. さつま芋を綺麗に洗って、フォークで数か所穴をあける。
2. 電子レンジで３０分ほど加熱する。
3. オーブンかトースターで焦げ目をつける。（魚を焼くグリルでもよい）

某オーブンなら簡単に焼き芋が出来るのですが、私の家にはないので一般的な電子レンジで作りました。レンジを使うとあまり甘みが出ないと言われるらしいですが、これはこれで十分美味しかったです。一度は本格的に落ち葉で焼き芋を焼いてみたいです。

さつま芋の蒸ケーキ

材料

さつま芋・・３分の１　ホットケーキミックス・・１００ｇ　卵・・１個　砂糖・・３０ｇ　牛乳・・２０ｍｌ　サラダ油・・大さじ１　黒ゴマ・・少量

1. さつま芋を洗って１センチくらいに角切りする。フライパンにバターを少量ひいてさつま芋を焼く。
2. ボウルにホットケーキミックス、砂糖、卵、牛乳を加え混ぜる。
3. サラダ油、さつま芋、黒ゴマを加える。
4. シリコンのケーキ型にサラダ油を薄くぬり、材料を流し込む。
5. 耐熱皿にお湯を１センチほど入れ、その上に型をのせて、レンジで５分ほど加熱する。

これ、あんまり美味しく出来なかったです。どこかで分量を間違えたのか混ぜ方が悪かったのか、見た目通りちょっと硬かったです。黒ゴマも少量すぎたのか入ってるのが分かりませんよね・・・。お菓子作りは分量がものすごく大事だと聞きます。ホットケーキミックスを使っても失敗するだなんて、あり得ないとお思いでしょうが私は失敗するんです。まあ次は頑張ります。 食物繊維の多いさつま芋が便通に良いのは、この後身を持って体験済みです。さつま芋はアクが強いですので切った後はすぐに水にさらすとよいです。長くつけすぎるとビタミンが流れ出てしまうので注意して下さいね。お味噌汁に入れたり天ぷらや芋けんぴにしたりと調理の仕方も色々あります。ちなみにさつま芋を５ミリくらいに皮ごとスライスして、フライパンにバターをひいて焼くと簡単でとっても美味しいですよ。健康のためにもスナック菓子より、おやつにはさつま芋を食べましょう。