アーユルヴェーダのガンドゥーシャ(白ごま油うがい)で若返り

sirogomaabura ガンドゥーシャをご存知でしょうか?胡麻油でうがいをするというものです。この胡麻油うがいとはアーユルヴェーダの健康療法の一つです。アーユルヴェーダとはサンスクリット語でアーユス(生命)とヴェーダ(知識、真理)を合わせた言葉であり、インドの伝統医学のことを指します。料理に使う胡麻油を口の中に含むなんて、ちょっとピンときませんが、アーユルヴェーダではマッサージや嗽(うがい)に使います。一般的に胡麻油とは茶色い独特の香りと味を持つものを思い浮かべると思いますが、嗽に使う胡麻油は白胡麻油を使います。白胡麻油というものを初めて聞き、手に入るのかな?と疑問に思いながら近所のスーパーに行ってきました。2種類しかなかったですが今まで目に付かなかったのが不思議なように普通に置いてありました。値段は一般的な胡麻油の倍ほどでしょうか。開封してみると、まず殆ど胡麻油特有の匂いがしません。味もサラッとしてて無味に近いです。確かにこれなら口にそのまま含んでも大丈夫そうですが・・・。やっぱり油ですから少し抵抗ありますよね。それでも風邪予防や口臭予防、若返りに効能があると聞いては試してみることに十分心惹かれます。

白胡麻油の効果・効能

抗酸化作用の高い成分であるセサミン、セサミノール、セサモリンといったものの総称であるゴマリグナンを豊富に含む。オレイン酸の他、飽和脂肪酸のステアリン酸、パルミチン酸などが豊富に含まれ、コレステロール値はゼロです。良質なたんぱく質でありビタミンE、B群、鉄などのミネラルの他、骨粗鬆症予防に効果を奏するカルシウムも豊富に含む。老化防止、肝機能の改善、動脈硬化の予防にも効果を奏します。 白胡麻油うがいには口臭、歯周病、舌苔、口内炎の予防。喉の保湿、調子を整える。薄毛、白髪予防。風邪予防。味覚を高めるなどの効果が期待できます。 マッサージにはアーユルヴェーダでも使われている通り、体内の毒素を排出してくれるデトックス効果があるそうです。

白胡麻油うがいの仕方

  1. 白胡麻油をフライパンか鍋で100度になるまで熱する。
  2. 十分冷ましてから密閉容器に入れる。
  3. 歯磨きをした後に大さじ一杯分の油を口の中全体に馴染ませながら5分ほど、うがいをする。 (うがいというよりは口の中でくちゅくちゅするような感じです) 口に含んでいると唾液が出てきますので、その後に喉でガラガラとうがいをします。
  4. ティッシュペーパーに吐き出して捨てます。
gandusha

常温で約3カ月ほどが保存期間です。

朝、夕方が効果的と言われます。最初の頃は少し気持ち悪かったですが、徐々に慣れてきました。吐き出した後も意外に後を引かず、ベタベタ感もありません。友人は口内炎が出来た時に試したのですが、次の日にはほぼ完治したそうです。うがいの他に私は直接、手足に塗ってマッサージをしています。はじめてから2週間ほどですので効果のほどはまだ分かりませんが、自宅で安上がりに出来るエステと思って続けています。血行を促進し、美肌効果もあると言われていますので、うがいがどうしても苦手という方はマッサージに使ってもいいですよね。マッサージに使うときは人肌くらいに温めると良くのびます。全身に使えますが目に入った時はよく洗い流して下さい。個人差がありますし、炎症を起こした場合などは使用を中止して下さいね。