主食・主菜・副菜をバランス良く
一般に、主食、主菜、副菜を献立に入れると理想的な栄養バランスが取れると言われています。また、果物や乳製品などを入れると更にバランスが良くなるとされています。主食は、いわゆる麺類やご飯のことで、一品のみのことを言います。主菜は、肉類や魚類などのことを言い、主にタンパク質の供給源となるものです。ダイエットや減量をする際、一番最初に削るのが主菜と言われています。副菜は、野菜のことを意味していて、特に海藻類などが薦められています。また、キノコ類などもカロリーが低いため、満腹感を得るためにも沢山食べられるのが特徴です。主食のご飯は、高エネルギーと言われていますが、ご飯を減らすことはあまりよくないと言われています。また、麺類などに比較すると穏やかに消化されるため、満腹感が持続すると考えられています。更にリゾットや雑炊といったものは、含有される水分量も豊富で、見た目も通常のご飯より多めに見えるのが特徴です。これにカロリーの低い、海藻類やキノコ類を用いることもダイエットのコツとされています。
ところで食物繊維は人間の体の中に消化吸収されない食物のことで、最近では糖やコレステロールの吸収を抑えたり、体内の発癌物質などの有害物質を排泄促進する働きがあることで注目されています。また、食物繊維自体が水分を吸収する性質を持っているため、胃部へ入ると膨張し、満腹感を与えると言われています。このため、食物の食べすぎを防止することができると言われています。更に便通を改善するとも考えられており、減量やダイエットを行うには最適な食物とされています。この食物繊維はご飯などにも含まれており、その含有量は少ないものの、ご飯の摂取回数を考えるとそれなりに作用すると考えられているため、減量する際、極端に摂取量を減少させることもないとされています。