ブルーサイプレスの概要
ブルーサイプレスはヒノキ科に分類されていて、オーストラリアなどに分布しています。利用部位は、樹皮及び葉部で、蒸留にて精油が抽出されています。現在、オーストラリアが主なブルーサイプレスの産地となっています。現地の先住民によって古くから利用されてきた経緯があり、出来上がった精油は青色をしています。これは、ガイアズレンと呼ばれる物質のためで、似たようなものではカマズレンなどが知られています。色によっても特定の作用があると言われていて、青色の精油には痛みを抑える作用があると言われています。一般に、ブルーサイプレスは精神状態を安定させ、不安を払拭する働きや、炎症から引き起こされる喉痛及び咳といった症状を改善する働きなどがあると言われています。また腹痛や関節痛などの痛みにも有効とされていて、更に、浮腫みを除去し、切り傷や擦り傷などの治癒を促進する働きもあると考えられています。ブルーサイプレスに含有される成分では、ブルネソールやガイオール、そして、α-ガイエン、α-セリネン、ガイアズレンといったセスキテルペン炭化水素系の成分が知られています。
ぶるーさいぷれす/アロマで期待される効能・効果
ぶるーさいぷれすのエッセンシャルオイル(精油)としては、抗アレルギー・抗ウイルス・抗炎症・鎮痛作用など。また、うっ滞を取り除くのにも有用に作用すると言われています。