オレガノ[おれがの]

オレガノの概要

オレガノはシソ科に分類されていて、精油は蒸留によって、葉及び花の先っぽから抽出されます。トマトと併用されてイタリア料理などに使われるハーブの一つとして広く知られています。また、ハーブティーなどの茶剤として、オレガノの葉が用いられることが多く、頭痛などに働きかけるとされています。ワイルドマージョラムは、欧米での呼び名でオレガノのことを意味しています。そしてマージョラムはハーブティーで使われているもので、ワイルドマージョラムとは別種になります。特有の芳香を有し、その香りは精神に影響を与え、憂鬱気分を払拭すると言われています。芳香浴などにも利用されていて、意識をハッキリさせる作用があるとされます。オレガノの原産地は、地中海沿岸地方であるエジプトをはじめ、リビアやスペインなどとされていて、精油の生産は、その多くがフランスによって行われているとされています。おれがのに含有される成分では、リナロール、カリオフィレンなどのセスキテルペン炭化水素、ピネン、γ-テルピネン、パラシメンなどのモノテルペン炭化水素、チモールなどのフェノール系、カルバクロールといったものがあります。

おれがの/アロマで期待される効能・効果

おれがののエッセンシャルオイル(精油)としては、鎮静・鎮痛・細胞再生促進・利尿・抗菌・抗ウイルス・抗炎症・強壮作用など。尚、強い刺激を有するため、その利用に注意が必要とされています。