ラベンサラ[らべんさら]

ラベンサラの概要

ラベンサラはクスノキ科に属していて、原産地をマダガスカルとしています。昔から調理の際の香り付けや薬草として利用されてきました。ラベンサラは熱帯雨林などに見られる植物で、湿気を好みます。利用部位は、葉及び花部で、蒸留法にて精油が抽出されています。現在でも、マダガスカルが主なラベンサラの産地として知られ、注目が寄せられるようになったのは近代に入ってからとされます。名称のラベンサラは、マダガスカル語に由来したものとなっていて、身体に良い葉と訳されます。現地では、古くから葉を煎じたものを飲用したり、或いはすり潰して身体の一部に塗布するといった使い方がなされてきました。一般に、らべんさらは意識を鮮明にし、頭脳を明晰にする働きがあると言われています。これによって集中力が亢進すると考えられていて、また疲弊した心身を癒す働きもあると言われています。更に、不眠の原因となる不安を解消したりする働きや、免疫賦活作用なども有すると考えられています。含有される成分では、サビネン、α-ピネン、β-ピネンなどのモノテルペン、そしてシネオールといったものが知られています。

らべんさら/アロマで期待される効能・効果

らべんさらのエッセンシャルオイル(精油)としては、抗鬱・神経の強壮・抗菌・抗ウイルス・免疫賦活・抗炎症・去痰・催眠・収斂・鎮痛作用、血液循環の改善作用など。