檸檬/レモン[れもん]

レモンの概要

レモンはミカン科に分類されていて、インドを原産地としています。一般には食用として広く知られている果物であり、常緑低木となります。様々なものに利用されていて、観賞用なども見られます。利用部位は、檸檬(れもん)の果実部で、圧搾にて精油が抽出されます。フルール系の食物は、その多くがビタミンCを豊富に含有しており、美容をはじめ幅広い用途で使われています。特に免疫系の白血球に影響を与えることから、感染症の予防や傷の治癒を促進する働きがあるとされています。更に、レモンは胃酸過多などにも有効とされていて、これは胃酸を中和する作用があるためです。一般に、レモンは免疫力の亢進から様々な感染症を防ぐと言われています。また、血液循環を良くすることから、肌の新陳代謝も高まるものとされます。更に毛髪の育成にも大きな影響を与えています。レモンに含有される成分では、フロクマリンなどのラクトン系、ゲラニオールやネロールといったモノテルペンアルコール系、また、α-ピネンやβ-ピネン、d-リモネン、γ-テルピネンといったモノテルペン炭化水素系の物質が知られています。

レモン/アロマで期待される効能・効果

檸檬のエッセンシャルオイル(精油)としては、強壮・解熱・抗ウイルス・止血・収斂・免疫賦活・緩下・駆風・健胃・利尿作用など。尚、使用の際の日差しは避けるようにします。これは檸檬に光毒性が知られているためです。また、皮膚が敏感な方は、肌へ与える刺激の影響も考えられるため、その利用する量に注意を要します。