ウインターグリーン[ういんたーぐりーん]

ウインターグリーンの概要

ウインターグリーンはツツジ科に分類されていて、別名ではチェッカーベリーと呼ばれています。花を夏が訪れる頃に咲かせます。その花の色は白くなっていますが、開花することによって薄い桃色に変色し、更に多肉質で水分を豊富に含む果実を実らせます。ウインターグリーンに含有される成分の大半は、サルチル酸メチルとされており、その芳香はメントールによく似たものとなっています。昔はあまり知られていていなかったハーブの一つとなりますが、現在では、スポーツ後の筋肉痛を緩和させる目的や香り成分として練り歯磨きなどに混入されていたりします。また、精神を興奮させる働きがあることから、暗くなった心を明るくするとも言われています。その他、外用では肩凝りやリウマチといった症状に対しても、その改善目的で使われています。現在、主なウインターグリーンの産地は北米となるカナダなどで、利用される部位は、葉となります。

ウインターグリーン/アロマで期待される効能・効果

ういんたーぐりーんのエッセンシャルオイル(精油)としては、興奮・鎮痛作用など。尚、強い芳香性を有するため、ケースによって皮膚に炎症を引き起こしたとの報告例もあります。そのため、肌が敏感となっている人にとっては、その使用に十分注意が必要とされています。