ゴールデンシールの概要
ゴールデンシールはキンポウゲ科に属し、利用される部位は、根茎及び根となります。ゴールデンシールには、粘膜強壮剤としての作用があると言われていて、古くはイロコイ族又はチェロキー族といった北米先住民達に用いられていたハーブで、主に肝臓障害、下痢、発熱、消化不良、食欲不振といった症状の改善目的で、茶剤として利用されてきた経緯があります。これらの症状は、ウイルス又は細菌或いは真菌といったものが原因となっており、ゴールデンシールはこういった外部からの異物に対して、粘膜における生体防御の働きを高めると言われています。ゴールデンシールの有効成分では、ベルベリンやヒドラスチンといったアルカロイド類があり、主な機能は、この成分によるものと考えられています。アメリカではハーブティーといった形式で、エキナセアを混入させて用いられることもあり、主に上気道カタル及び消化器異常や消化管の炎症に対して利用されています。
ごーるでんしーる/ハーブで期待される効能・効果
抗ウイルス、抗菌、抗真菌、止血、免疫賦活、利胆、健胃作用など。主に、消化不良や下痢、月経過多、インフルエンザ或いはカンジダ症といった感染症、胃アトニーなどの症状の改善目的で利用されています。使用を控えるケースでは、妊婦の方が該当します。副作用では、特に認められているものはありません。ごーるでんしーるに含有される成分では、デンプン、油脂、精油、及びヒドラスチンやベルベリンといった苦味アルカロイド類などがあります。