ボリジ[ぼりじ]

ボリジの概要

ボリジは、古くは、剣闘士が飲用していたとされるハーブティーの一つで、これはアドレナリン分泌を高める働きがあることに由来しているとされます。また中世の時代には、こうした戦いの前以外に、鎮痛や解熱の目的でも使っていたと言われています。ボリジはムラサキ科に分類され、原産地をオランダなどとしています。排水のよい土壌にてよく見られる植物で、一年草となります。利用部位は、ボリジの葉部となります。花は星系をしていて、その色は青色になっています。ハーブティーにしたボリジには、爽快で穏やかな草の芳香があり、飲用する際は単独或いは他のハーブとブレンドして飲まれています。感染症であるインフルエンザや風邪などに有用とされていて、これはぼりじの持つ炎症を抑制する働きや汗を抑える作用などによるものです。更に、喉痛などの痛みには、ぼりじに含有される粘液質が有用に働きかけるとされています。その他、心機能を向上させたり、動悸を穏やかなものにする作用などもあると考えられています。尚、日本ではルイジシャとも呼ばれています。

ぼりじ/ハーブティーで期待される効能・効果

鎮痛、強壮、解熱、消炎、発汗、去痰、催乳、抗鬱、利尿作用など。また、アドレナリンの分泌を促す働きもあるとされています。尚、長期間に渡っての利用は控えます。