ツボクサ/ビルベリー[つぼくさ/びるべりー]

ツボクサ

有効成分ではトリテルペンサポニン類があります。この成分は石鹸様物質と言われていて、結合組織を強化すると指摘されています。一般に、痔や下肢部の血液循環不全、そして静脈瘤といった症状に対して、その改善目的で利用されています。また瘢痕形成の発生を予防するとされています。更に、火傷及び創傷など、擦り傷や切り傷などの治癒を促す働きもあるとされます。その他、結合組織部の病気である強皮症を軽減する作用もあると考えられています。尚、作用が現れるまでに数週間の時間がかかるケースも見られます。

ビルベリー

ミスチルス果実とも言われているもので、老人性黄斑変性及び夜の視力を回復させる目的で利用されています。有効成分は、アントシアナジンと呼ばれている青色色素成分で、これが網膜内に存在する毛細血管を強め、ロドプシンの再生を促すと考えられています。医薬品はもとより、他のハーブと組み合わせて使われるケースが多いとされます。

有用で安全性の高い相互作用

ツボクサとビルベリーを併用した場合、血流の循環を改善すると共に、毛細血管及び静脈を強化する働きがあると考えられています。また、下肢における血液循環不良及び静脈瘤並びに痔といった症状を軽減させる作用があると言われています。ただし、作用が現れるまでに数週間の時間がかかる場合もあります。