賞味期限内に食べきれない納豆は冷凍庫への保存が適している

発酵食品として知られる納豆の賞味期限はおよそ一週間ほど。通常、冷蔵庫で保管されることだろう。商品の注意事項にも要冷蔵と表記されていることだろう。しかし納豆は醗酵食品。常温なら納豆菌の活動が活性化され、醗酵はあっという間。例え冷蔵庫で冷やされても醗酵は徐々に進行する。一週間も過ぎれば匂いがきつくなる。概観も赤黒く変色し、固くなっていくだろう。そのまま放置すればいずれ、食べれるものではなくなる。それでは勿体無いと言うしかない。 そこで無駄を減らすために良い方法がある。つまり、冷凍庫で凍らせてしまうのだ。あまり知られてないかもしれないが、納豆は冷凍保存しても食べられるのだ。ただ、冷凍するならなるべく早めの方が推奨される。新鮮なうちに冷凍すればそれだけ長持ちするし、栄養を失う可能性も低くなるからだ。 解凍方法は面倒なので電子レンジを使いたいところだが、これはしないほうがいい。理由は品質低下を招くから。あくまでゆっくり自然解凍。こうすることで栄養など品質を維持することができる。もちろん凍らせた以上、若干水っぽくなったり、解凍による影響で豆の固さに少々変化が出ることもある。しかし、冷蔵庫に保存していたのを忘れていて、ある日醗酵の限りを尽くした納豆を見てしまうよりは遥かにマシと言えるだろう。
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